2トントラック160台分以上を1台で積む…コマツの超大型ダンプ

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2トントラック160台分以上を1台で積む…コマツの超大型ダンプ
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コマツグループ最大の積載量を誇る超大型ダンプトラック『960E』が、今年下期にも世界市場に投入される。

コマツアメリカで開発設計、同社ビオリア工場(イリノイ州)で生産される960Eは、全長15.6m、全幅9.60m、車高7.14m。直径約4mの特殊タイヤで6本(2×4)で、最大積載量327tを支える。

国内の市街地を走る流通トラックの標準積載量は2 - 4トン、普通乗用車の全長5mと比較すると、960Eがいかに大きいかが理解できる。

95年、同社は電気駆動式の超大型ダンプトラック『930E』(最大積載量290t)を世界に先駆けて投入した。稼働台数は世界で650台を超えベストセラーとなった。電気駆動式とはディーゼルエンジンで発電機を廻し、電気で駆動するものだ。

960Eは「市場での高い評価を受けて開発設計」(コマツ広報コーポレートコミュニケーション部広報担当)された上位機種となる。

3500馬力のエンジンは930Eのハイパワー仕様「930-SE」に搭載されたものと同じで、仕事量あたりの消費燃料を抑えながら、北米、チリ、オーストラリアで25万時間以上の稼働実績を重ねた信頼性の高いユニットだという。

また、コマツ独自の大型機械管理システム「VHMS(Vehicle Health Monitoring System)」を標準搭載し、ユーザーの本社など遠隔地からリアルタイムに車両の健康状態や稼働状態を把握することができる。

こうした超大型ダンプトラックは、鉱山の資源運搬用として使用される。国内での導入例はない。
《中島みなみ》

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