BMWジャパンは、BMW『M3』のセダンとクーペに、新世代のトランスミッション「Mダブル・クラッチ・トランスミッション」(M DCT Drivelogic)を搭載して16日から販売開始した。
M DCT Drivelogicは、トランスミッション内に2つのギア・セットとそれぞれにクラッチを1組ずつ用意、2つのクラッチを交互に作動させることが可能なため、エンジン・パワーの伝達を遮断することなく、トルクを継続的に利用することが可能となる。静止状態から加速する場合、変速時の動力の遮断が無い。
7速M DCT Drivelogicを搭載したM3は、際立ったギアシフト性能と、今まで以上にダイナミックな加速を実現、走行性能と他車の追随を許さないドライビング・ダイナミクスを発揮するとしている。
M3のボディ・タイプには、セダンとクーペの2種類が用意され、いずれのボディタイプにも、マニュアル・トランスミッション搭載モデルとM DCT Drivelogic 搭載モデルが設定される。
価格は、M3セダンのM DCT Drivelogic搭載モデルが1020万円。