国土交通省は6日、4月から行っている自動車登録情報の電子的提供開始について1か月間の利用状況をまとめ、発表した。
それによると、インターネットを通じて自宅や会社のパソコンで自動車登録情報を閲覧できるサービスは1か月間で4784件の利用があり、業種別では新車ディーラーが2749件と6割近くを占め、次いでリース/信販が30%に当たる1451件を占めた。
目的別では、「自動車の登録・検査関係の手続きの確認」が3249件と7割近くを占め、次いで「リース契約関係手続きの確認」が785件、「流通実態等の調査」が320件だった。
オークション出品車両の登録事項の確認のために利用したり、新車ディーラーでは流通実態の調査に試用していること、リース契約手続きは、リース業界だけでなくリースに関係する自動車整備等の分野でも利用されていることが特徴だ。