【ルマン08】アウディ、バイオ燃料使った R10 TDI をテスト

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【ルマン08】アウディ、バイオ燃料使った R10 TDI をテスト
  • 【ルマン08】アウディ、バイオ燃料使った R10 TDI をテスト
  • 【ルマン08】アウディ、バイオ燃料使った R10 TDI をテスト
  • 【ルマン08】アウディ、バイオ燃料使った R10 TDI をテスト
  • 【ルマン08】アウディ、バイオ燃料使った R10 TDI をテスト
  • 【ルマン08】アウディ、バイオ燃料使った R10 TDI をテスト

6月14 - 15日にフランスのサルトサーキットで開催されるルマン24時間耐久レースの本戦に向け公式テストデーが1日に開催され、アウディはバイオディーゼル燃料を使った「R10 TDI」で、8時間に及ぶテストをおこなった。

2008年ルマン24時間レースを2週間後に控えたサルトサーキットは、同イベント特有の不安定な天候となった。当初は初夏の陽光が降り注ぎ、気温も上昇したが、突然の激しい雨に見舞われた。また、サーキットの一部では雹(ひょう)が降っていた、と報告するドライバーもいたほど。 

アウディスポーツチームヨーストは、4時間のセッションに分割された合計8時間のテストをおこない、テスト時間すべてを、高速セットアップの確立に専念した。

昨年の覇者、フランク・ビエラ、エマニュエル・ピロ、マルコ・ヴェルナー組のアウディR10 TDIは、ミシュランタイヤを装着してさまざまなテストを実施した。

リナルド(ディンド)・カペロ、ルマン最多勝記録を誇るトム・クリステンセン、そしてアラン・マクニッシュがドライブする2号車は、1、3号車とは異なる空力セットアップを試験的に採用。

また、ルーカス・ルール、マイク・ロッケンフェラー、地元のヒーロー、アレクサンドレ・プレマがステアリングを握った3号車は、ロングラン・パフォーマンスの確認に集中した。 

目まぐるしく変わる天候のためテストプログラムに若干の影響が生じたが、アウディモータースポーツを率いるDr.ヴォルフガング・ウルリッヒの総括は「今日はさまざまな状況下で相応の成果を上げられ、意味のある1日だった。レースウィークエンドに向けて、あらゆる状況に対応できる基本セットアップを確立できた。本気でタイムを狙い、またライバルの実力を知ることのできたのは30分だけだったが、全体としてはプランどおりに進めることができた」とコメントした。

ルマン24時間レース 公式テスト結果
1:ラミー/サラザン/ブルツ(プジョー)3分22.222秒(62周)
2:モンタニー/クライン/ゾンタ(プジョー)3分26.641秒(71周)
3:ビエラ/ピロ/ヴェルナー(アウディR10 TDI)3分26.678秒(61周)
4:ジェネ/ミナシアン/ビルヌーブ(プジョー)3分27.248秒(44周)
5:ルール/ プレマ/ ロッケンフェラー(アウディR10 TDI)3分28.359秒(59周)
6:プリマ/タンソー/トレルイエ(ペスカロロ-ジャッド)3分33.939秒(44周)
7:コラール/ブイヨン/デュマ(ペスカロロ-ジャッド)3分35.443秒(38周)
8:アヤリ/デュバル/グロッピ(クラージュ-ジャッド)3分36.264秒(55周)
9:ミュッケ/エンゲ/シャルーズ(ローラ-アストンマーティン)3分36.426秒(25周)
10:カペロ/クリステンセン/マクニッシュ(アウディR10 TDI)3分37.011秒(68周)

《》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集