オークネットは、中古車情報サイト『オークネット.jp』上で、一般ユーザーを対象に「行楽シーズンの渋滞」についてアンケート調査を実施した。
警察庁に調べによると今年のゴールデンウィーク中の全国の主な行楽地の人出は、昨年より112万人も下回った。5月1日にガソリン暫定税率の再可決により、ゴールデンウィーク前にガソリン価格が約25円も値上がりしたのが影響した模様で、それでも各地の高速道路では大渋滞が見られた。
渋滞にも関わらずクルマで「出かけた」「出かける予定」と回答した人が半数以上なのに対し、ガソリン価格の影響か「出かけない」との回答は30%に達した。「未定」は14%だった。
渋滞していてもクルマを利用する理由の1位は「移動に便利だから」で37.4%、次いで「ドライブを楽しみたいから」が19.1%、「家族や恋人と出かけるのに適しているから」が18.3%だった。大人数や荷物の持ち運びといった面で「クルマの利便性」が選ばれている。
また、どちらか選ぶならとして「高額だけど渋滞のない高速道路」を選ぶ人は80%近くに上り、「無料だけど渋滞がひどい高速道路」を選んだ人は20%。
これに対し、「ガソリン価格」と「渋滞」どちらを選ぶかという質問では、「ガソリン価格が現在より約半額(レギュラー約80円)になるが、渋滞が倍増する」を選んだ人が70%、「ガソリン価格が現在より倍増(レギュラー約300円)するが、交通渋滞がなくなる」を選んだ人は30%となり、「交通渋滞」よりも、日常的に影響する「ガソリン価格」の方が、クルマユーザーにとって大きな問題であることが分かる結果となった。
有効回答数:1491名(男性810名、女性681名)