大同特殊鋼、工具鋼製品を値上げ  7月納入分から

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大同特殊鋼は13日、鉄スクラップなど原材料価格の高騰を受け、工具鋼製品の販売価格を7月の納入分から引き上げる発表した。引き上げ幅は平均5 - 10%。社内のコスト改善が追いつかず4月納入分に続き値上げする。

価格改定するのは冷間金型用鋼、熱間金型用鋼、プラスチック金型用鋼。需要家向け、店売り向け全ての工具鋼製品価格を国内向け、輸出向けともに引き上げる。

主原料である鉄スクラップ価格は08年年初にくらべ5割高という急激な上昇幅となっている。設備合理化、生産性向上などのコスト改善を行っているものの、原材料価格の高騰分を吸収しきれずさなる値上げに踏み切る。

《編集部》

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