コマツ、日平トヤマを完全子会社化へ

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小松製作所(コマツ)は、日平トヤマを8月1日付けで株式交換により完全子会社化すると発表した。日平トヤマ株式は、株式交換の効力発生日に先立ち、東京証券取引所を上場廃止となる予定。

コマツは、日平トヤマの完全子会社に向けて1月22日から3月17日まで株式公開買い付け(TOB)を実施、この結果、コマツの日平トヤマへの出資比率は93.79%となった。

残りの株式を取得するため、コマツは株式交換を実施する。交換比率は日平トヤマ1株に対してコマツの株式0.43株を割り当てる。

コマツの産業機械事業と日平トヤマは、ともに自動車関連業界や半導体関連業界が主要顧客で、商品構成上補完性が高く、北陸地区にそれぞれの生産拠点を持つなどの共通性もある。

コマツは日平トヤマを完全子会社化することで、研究・開発分野をはじめ、既存事業の枠を超えた新たな事業分野での共同開拓などを進め、競争力の強化を図る。

《レスポンス編集部》

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