三菱商事、新中期計画…2年で1兆5000億円投資

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三菱商事、新中期計画…2年で1兆5000億円投資
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三菱商事は、2008年度および2009年度の2年間の新たな中期経営計画「INNOVATION2009」を策定したと発表した。

新しい中期計画では、「INNOVATION2007」の基本的な考え方を継承し、グローバルな総合事業会社として、連結ベースの企業価値向上と持続的成長を図りながら、社会の持続的発展に貢献していくことを目指す。今後2年間は、不確実性の高い時代を迎える中で、「次の時代に向けた新たな仕込みと足場固めを行っていく時期」と位置づけており、より高度な選択と集中を進めて事業の質を高めながら、次の時代の成長の柱を創り上げていく戦略だ。

目標としては、「中長期的な平均としてROE15%以上」を目指し、2008年度は連結純利益5800億円、2009年度は資源価格など現在の経済環境に大きな変化がない場合には6000 - 7000億円程度まで成長させることを目標にする。

投資計画については、成長性・効率性・健全性のバランスを取りながら、更なる成長に向けて2年間で最大1兆5000億円の投資を実行していく予定としている。

また、社会要請に応えるため、CSR(企業の社会的責任)への取組みを従来以上に強化し、ビジネスを通じた環境への貢献など、環境分野を中心に、社会の持続可能な発展や成長を目指した事業を展開するとしている。

《レスポンス編集部》

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