AIGとJTBの合弁会社ジェイアイ傷害火災保険は、ナビタイムジャパンと提携し、海外でのトラブル時に必要な病院・サポートデスクの情報を提供すると発表した。情報は、ナビタイム社が提供する海外ナビゲーションサービス『Global NAVITIME』内で検索可能となる。
ジェイアイは、海外で利用可能なGPS機能付き携帯電話の普及を背景に、ナビゲーションサービスで定評があるナビタイム社と協力することで、海外サービスの充実を図る。
ジェイアイはナビタイム社に対して、世界21の国と地域の「日本人旅行者が利用可能な病院」の情報を提供する。グローバル・ナビタイムのサービス利用者は、パソコンのインターネットや携帯電話で、日本語の対応が可能な病院の検索が可能で、住所や電話番号、診療時間といった基本情報に加え、時間外対応の可否が検索できる。また、滞在ホテルや現在地から病院までの最適ルートを調べることができる。
さらに、ジェイアイの海外旅行保険に加入していれば利用可能となる。日本語で事故・トラブルの相談や観光情報の提供を受けることができる「Jiデスク」、キャッシュレスで病気やケガの治療を受けることができる「Jiキャッシュレス提携病院」の情報も検索可能。
双方のサービスに加入することで、「出発前に滞在ホテルからキャッシュレスで利用可能な病院へのルートを把握しておきたい」「トラブルが発生しJiデスクに行きたい」といった場合に「キャッシュレス」もしくは「デスク」といったキーワードで簡単にルートを検索でき、現地で緊急時の利便性が向上すると、している。