モバゲータウンで本格ゲームを配信、専用通貨も導入

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DeNAは、運営する携帯総合ポータルサイト「モバゲータウン」で、DeNAとゲーム会社各社が共同開発した本格ゲームを配信していくことを決定したと発表した。

従来は、無料のカジュアルゲームを中心に幅広いユーザに対する訴求を行い媒体価値を高めてきたが今後は、続々と本格ゲームの配信を行っていくことで、特にゲームのヘビーユーザを対象にアイテム課金制度などを導入した新しいビジネスモデルの展開を図る。

DeNAと共同開発するのは、ORSO、スクウェア・エニックス、タイトー、ハドソン、ハムスター、ワークジャム。

4月末から専用のゲーム通貨「モバコイン」を購入することでプレイ可能なゲームなどを順次配信する。ユーザは、モバゲータウン向けに新しく開発した本格的なロールプレイングゲーム(RPG)やシミュレーションゲームから、すでに家庭用ゲーム機などで人気のタイトルをモバゲータウン仕様にカスタマイズしたタイトルまで、様々なゲームを基本使用料無料で利用できる。

ゲームは各社が企画・開発し、モバゲータウンで配信する際のシステムついては、DeNAが開発する。

ゲーム専用の通貨モバコインは、それぞれのゲーム内で販売されるアイテム(武器や道具など)を購入することが可能。モバコインは、DeNAがモバコインを使用できるゲームの配信開始とともに販売を開始し、電子マネーやクレジットカードなど各種決済手段を利用して購入可能。モバコインが各ゲーム内のアイテムの購入に使用されることにより発生した収益は、各社とDeNAで分配する。

7社はモバゲータウンの1000万人のユーザに向けて多様なゲームを提供するとともに、モバコインによるアイテム課金の導入でゲームを起点にした新たな収益モデルを展開する。

《レスポンス編集部》

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