新日本石油の子会社、新日本石油精製の室蘭製油所内の重油タンク(242タンク / 開放点検中)で15日、15時ごろ火災が発見された。
新日本石油精製は即座に公設消防など、関係先に通報するとともに、自衛防災組織を発動、消火作業にあたった結果、22時30分に鎮火した。被災したタンクは、低硫黄C重油用タンクとして使用しているが、2007年11月21日にタンク内の油をすべて抜き取ったうえ、清掃・点検を実施し、今年4月1日から消防法に基づく補修工事を行っていたところだった。
火災事故に伴う負傷者は出なかった。
同製油所では、今回の火災事故の原因を究明し、再発防止策に取り組むとしている。