トヨタ、インドで年産16万台体制に…2010年第2工場稼働

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トヨタ自動車は11日、インド工場である「トヨタ・キルロスカ・モーター」(カルナタカ州バンガロール市郊外)の敷地内に第2工場を建設することを決めたと発表した。

年産10万台の能力で2010年に稼動させる。将来はさらに能力増を図ることも視野に入れているという。投資額は約350億円で、既存の能力と合わせ年16万台規模となる。

第2工場では、既存工場でも生産中の『カローラ』のほか、新開発の廉価タイプ乗用車などの生産を計画している。インド工場は1999年に操業を開始し、昨年はカローラとIMVシリーズのミニバン『イノーバ』を合計で5万2000台(前年比18%増)生産した。

インドではホンダも2009年末の稼動を目指して第2工場(年産6万台)の建設を進めており、完成後は年産能力を16万台規模に増強する。

《池原照雄》

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