元ミナルディのチーム代表、ポール・ストッダートがスキャンダルによる辞任問題に揺れるマックス・モズレーFIA会長について厳しいコメントを出した。「あのバカ野郎はモータースポーツのために去るしかない」。
「F1の長であり、181もの団体が所属するFIAを率いる彼のポジションは英メディアが公表した写真によって擁護の余地はない。先週末のバーレーンGPから拒否されたことも当然だ。次のスペインでもファン・カルロス国王が歓迎するはずもない。モズレーが辞任すべきだということははっきりしている。もしそれが実現すれば私がチームオーナーとしてF1に戻ることもあるだろう」とストッダート。
さらに元F1チャンピオン、ジャッキー・スチュワートもモズレー辞任を求めている。「彼が英サッカー協会やオリンピック委員会のトップだったら、とっくに辞任していたはず。モズレーが辞任を引き延ばせば、スポンサー離れが起こるかもしれない」と語っている。
モズレーは釈明のためにFIA臨時委員会を早急に開催することを明言しているが、早くても7月になる見込みで、当分混乱は続きそうだ。