【MINI クラブマン 解説】2種類のパワートレイン

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MINIファミリーに加わった『MINIクラブマン』のパワートレインは、標準ボディの「クーパー」に搭載されている1.6リットルの自然吸気と、「クーパーS」に搭載されている1.6リットルターボの2タイプが用意される。

したがってクラブマンには1.4リットルの「One」は用意されていない。

マーケティングプロダクトマネージャーを担当する西山雄一郎さんは「クラブマンはボディが重くなっていることもあり、クーパーとクーパーSだけの設定としましたが、トランスミッションは両エンジンに6速ATと6速MTを用意しています」

「ボディが重いぶん、標準のミニに対してクラブマンの加速性能が劣るのは確かですが、0-100km/h加速に関しては0.5秒遅い程度に抑えていますので、軽快感は大幅に損なわれていません」とコメント。

実際にMINIクラブマンを走らせてみても、重さを感じさせない動力性能を発揮してくれた。クーパーSは標準のMINIに対して40kgほど重量が増加しているが、それを意識させられるような場面はなく、山道でもキビキビとした走りを披露してくれた。

それは車両重量が70kg重くなる自然吸気のクーパーでも共通で、MINIらしい軽快感のある走りを楽しむことができる。標準のMINIと乗り比べてみれば多少の重さは感じるはずだが、クラブマンが遅いという印象を持つ人はいないだろう。

それでいながら制御系の改良ににより、10・15モード燃費が標準のMINIよりも若干よくなっている。パワートレインに関しても共通だが、それでも力不足を感じさせることなく、うまくまとめ上げられている。

《岡島裕二》

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