トヨタ、宮城県のエンジン工場を2010年末に稼動

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トヨタ自動車の子会社でるトヨタ自動車東北(宮城県黒川郡、杉山正美社長)は1日、東北地区のトヨタ車生産に対応するエンジン工場を宮城県内に建設すると発表した。

工場は2010年末の稼動を予定しており、新型の4気筒小型ガソリンエンジンを生産する。立ち上げ時の能力は年20万基程度だが、将来は同40万基と大型の拠点になる。東北地域のグループ車両組み立て会社に供給する。

黒川郡の仙台北部中核工業団地内への立地を検討しており、投資額は500億円。新規の雇用は500人程度を計画している。トヨタ東北はブレーキやミッション、アクスルの生産会社として1998年に操業を始めており、現在の従業員は460人。

《池原照雄》

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