横浜ゴム、ベトナムの新工場が開所式

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横浜ゴム、ベトナムの新工場が開所式
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横浜ゴムは、ヨコハマタイヤ・ベトナムがホーチミン市近郊のビンジュン省に建設していたタイヤ工場が竣工し、開所式を実施した。

式にはベトナム政府関係者や駐ベトナム日本総領事、現地タイヤディーラー、日系自動車メーカーなど約200人が出席した。

挨拶に立った同社の冨永靖雄会長は「ベトナムでは10年前からタイヤ生産を行ってきたが、新タイヤ工場の操業開始によって、今後更に事業規模の拡大を図っていきたい」と述べた。

ヨコハマタイヤ・ベトナム・インクは、2006年6月に設立したタイヤ生産販売会社で、2006年10月から工場を着工し、今年2月から生産を開始した。4月には年間130万本のフル操業体制に入る計画だ。

新工場では、小型トラック用バイアスタイヤ、二輪車用タイヤ、産業車両用バイアスタイヤ、ミニスペアタイヤを生産し、ベトナム国内で販売するほか、日本にも輸出する。新工場建設の投資額は10億円。

横浜ゴムは、1997年に現地有力タイヤメーカーであるサザン・ラバー・パンパニー(カスミナ社)、三菱商事との3社合弁でヨコハマタイヤ・ベトナム・カンパニーを設立し、小型トラック用バイアスタイヤ、二輪車用タイヤを生産販売してきた。今後、同社はヨコハマタイヤ・ベトナム・インクに統合する予定。

《レスポンス編集部》

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