デンソーは、デンソー・インターナショナル・アジア社(DIAS)と、デンソー・インターナショナル・シンガポール社(DISP)を4月1日付けで合併すると発表した。
DIASはシンガポールにある豪亜地域の統括拠点。DISPは豪亜・中近東地域の市販営業を担当する。
合併後の存続会社はDIASで、豪亜地域におけるデンソーグループ会社の財務、物流業務などとともに、豪亜・中近東地域の市販営業機能を統括する。従業員数は77人で、資本金は3億200万シンガポール・ドル(約227億円)。
また、昨年2月にタイに設立したDIASの100%子会社であるデンソー・インターナショナル・アジア(タイ)が、豪亜地域におけるデンソーグループ会社の経理、調達、人事、生産などに対する支援・管理業務、研究開発業務を担う。
デンソーは、新しい体制のもと、より効率的で競争力のある事業を展開するとしている。