三菱重工、新キャタピラー三菱への出資比率を見直し

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三菱重工業と米国キャタピラーは、新キャタピラー三菱(SCM)の出資比率を見直すことで合意した。SCMは現在、三菱重工が50%、キャタピラーが50%と折半出資。

事業の選択と集中する三菱重工、建設機械事業のグローバル展開を強化したいキャタピラー、自らが主体となってアジア市場に進出したいSCM、3社の思惑が一致した。

3社は、今後も強固な関係を堅持しながら事業拡大に取り組むとしており、三菱重工は、キャタピラー、SCM、に建設機械用エンジンを引き続き供給していく。

出資比率の見直しでは、2008年度上期までに三菱重工が保有するSCMの発行済株式の25%を、SCMに500億円で売却する。その結果、SCMの出資比率はキャタピラーが67%、三菱重工が33%となる。

また、5年後を目途に三菱重工が保有するSCMの残りの株式もSCMが買い取るオプションが付与される。

《レスポンス編集部》

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