ホンダは、単気筒エンジンを搭載した軽二輪ロードスポーツモデル『CB223S』を4月11日から発売すると発表した。
CB223Sは、「ベストマッチアイテム」を開発のキーワードに、二輪車のある生活を身近に楽しんでもらうことを目的に開発したロードスポーツモデル。開発では、若者層に人気のある軽二輪スポーツモデルのFTRをベース車両に、ロードスポーツモデルに求められる軽快な走りを実現するフレーム剛性の変更に加え、専用のロードスポーツタイプのタイヤを採用した。
スタイリングは、ティアドロップ(涙滴)形状の燃料タンクや、フラットな形状のシート、シルバー塗装の前・後フェンダーなど、シンプルかつベーシックなイメージとしている。
エンジンは、市街地やツーリングで多用する低・中回転域で扱いやすい出力特性としている。キャブレターのセッティングの最適化を図り、より適正な混合気の供給を可能にするとともに、排気ガスを浄化する触媒装置(キャタライザー)をエキゾーストパイプ内とマフラー内にそれぞれ採用することで、2006年国内二輪車排出ガス規制に適合した。
車体は、フレームの剛性や前・後サスペンションを、ロードスポーツモデルとして専用セッティングを施すとともに、ロードスポーツ専用のタイヤを装着して、軽快なハンドリングを実現したとしている。
カラーリングは、タンク上部にストライプを配したストライプタイプを3色、クラシカルなイメージで質感の高いツートーンタイプを2色設定し合計5色。
価格はツートーンタイプが47万7750円。