通勤時にETCレーンを強行突破 送検

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香川県警は18日、高松自動車道のETCレーンを強行突破したとして、香川県高松市内に在住する55歳の男を道路整備特別措置法違反(不正通行)容疑で書類送検した。道路会社がマークするほどの常習者で、少なくとも十数回の強行突破を繰り返していた。

香川県警・高速隊によると、書類送検された男は2007年12月25日午前、高松市内にある高松自動車道・高松中央インターチェンジ(IC)の料金所に設置されたETCレーンを強行突破。今年2月7日深夜には同道のさぬき豊中ICでも同様の突破を行った疑いがもたれている。

突破したクルマは道路を管理する西日本道路会社が“強行突破常習者”としてマークしており、警察に被害を届け出ていた。警察では料金所職員が目撃していたナンバーから車両を特定。張り込みを続けた結果、突破の瞬間を捜査員が目視。道路整備特別措置法違反容疑で検挙していた。

調べに対して男は「通行料金を支払うのがもったいなかった」などと供述。通勤などの際に突破していたことを大筋で認めている。警察では男を厳しく追及。被害金額の特定を急いでいる。

《石田真一》

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