ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズABは、2008年第1四半期(1 - 3月期)に携帯電話端末販売台数の成長鈍化が、売上高および税引前利益に悪影響を与える見込みであると発表した。
ソニー・エリクソンのプレゼンスが大きい市場で中位および上位機種端末の市場成長の鈍化が売上に影響を与えている。さらに、需要の旺盛な中位機種向け部品の一部の供給不足も、1 - 3月期における販売台数成長鈍化の要因となっている。
ソニー・エリクソンの1 - 3月期の携帯電話端末の販売台数は約2200万台、端末の平均販売価格を120ユーロと見込んでいる。
この結果、1 - 3月期の売上高は前年同期比で減少となり、売上高に対する研究開発費の増加により、税引前利益は1億5000万ユーロから2億ユーロの範囲にとどまる見込み。売上総利益率は前年同期とほぼ同水準になる見込み。
同社では4月23日に1 - 3月期連結決算を発表する予定だ。