豊田通商は、豪州ウッドサイド・エナジー社、豪州BHP Billiton社、両社が保有する豪州沖合いWA-294-P鉱区の権益、合計7.5%を取得したと発表した。同社初のガス探鉱事業プロジェクトとなる。
事業は、豊田通商100%子会社のトヨタ・ツーショー・ガスE&Pオーストラリア社を通じて推進する。また、権益取得にあたっては石油天然ガス・金属鉱物資源機構から探鉱出資制度の適用を受ける。
豪州最大手の石油・ガス開発会社であり、LNG事業実績で世界有数のウッドサイド社をはじめとするパートナー各社とともに、今後、商業規模のガス田発見に向けて、探鉱を進める。
豊田通商は、上流から下流に至るガス一貫供給体制の構築を目指しており、探鉱事業参画はそのために不可欠な取り組みとしている。今後、海外での有望案件への参画を積極的に進め供給源を確保し、需要が高まる地域への安定供給を目指す。