富士重工業は3日、同社の自動車部門のブランドである「スバル」が同日で誕生から50周年を迎えたと発表した。1958年3月3日に軽乗用車として人気を博したスバル『360』を発表したのが、同ブランドの始まりだった。
「スバル」はその後、初めて水平対向エンジンを搭載してFF方式を採用したスバル『1000』や、ステーションワゴン車のヒット作となった『レガシィ』などで世界的ブランドに成長した。今年2月末現在のスバル車の累計生産台数は1883万6385台となっている。
富士重工は、乗用車用としては世界初の水平対向ディーゼルエンジンである「スバルボクサーディーゼル」や開発中の電気自動車『R1e』などにより「こらからも輝き続けるブランドを目指して、次の1歩を踏み出す」としている。