日本自動車工業会が発表した1月の自動車輸出実績によると、四輪車の輸出台数は、前年同月比16.7%増の57万2236台となり、30か月連続でプラスとなった。
車種別では、乗用車が同15.3%増の51万2316台と6か月連続のプラスで、大幅に伸びた。トラックも同22.9%増の4万8155台、バスが同64.5%増の1万1765台と好調だった。
輸出金額は車両分が108億929万ドル、部品分が23億2935万ドルで総額131億3864万ドルとなり、同21.7%増となった。
仕向け地別では、全地域でプラスとなった。特に中近東向けが同50.5%増、アジア向けが同41.2%増、中南米向けも同15.2%増となるなど、新興市場向けが急増している。