【トヨタ クラウン 新型発表】世界初のナビ協調システム

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【トヨタ クラウン 新型発表】世界初のナビ協調システム
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新型トヨタ『クラウン』には世界初となる2種類のナビ協調システムが採用されている。ひとつ目は高速道路に流入する際や退出する際に、それをナビが検知してシフトアップやダウンのタイミングを制御してくれるものだ。

つまり合流する際にはシフトアップを遅らせて加速を補助し、退出する際には早めにシフトダウンしてエンジンブレーキを増加させ減速をアシストしてくれるというシステム。

ふたつ目は一時停止情報の提供。これは東京23区や横浜市、名古屋市、大阪市の片側2車線以上の道路に侵入する際の一時停止場所がナビにインプットされており、その場所に近づいた際に音声とナビ表示で一時停止を促してくれる。

さらにバックカメラで道路の交差点表示のペイントを認識し、交差点までの正確な距離を把握して、ドライバーが減速動作を行なわない場合には警告音を発し、減速支援も実施してくれる。

ほかにもレクサスではすでに採用されているNAVI・AI-AVSも便利。これはナビの地図情報から前方のコーナーの大きさを判断し、予めショックアブソーバーの減衰力を最適化してくれるものだ。さらにこれには学習機能も付き、高速道路を走った際に路面の凹凸情報を記録し、次に走る際にはその情報を元に減衰力を適正化することで、乗り心地を高めてくれる。

商品開発本部主査の伊藤政信さんは「クラウンのナビは2.5リットルのベースグレードにはオプションですが、それ以上には標準装備していますので、ナビの装着率は非常に高くなっています。したがって、これらの装備は非常に有効な働きをしてくれると思います」という。

ほかにも居眠り状態での追突を防止するために、プリクラッシュセーフティシステムに目の開閉状態を監視するシステムを初めて組み合わせている。ほかにもドライバーが急ブレーキを踏むと、ブレーキランプを自動的に点滅させるシステムを日本車で初めて装備している。

クラウンといえば先進技術を先取りすることで有名だが、新型にもその流れは受け継がれているようだ。

《岡島裕二》

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