東洋ゴム工業が発表した2007年4 - 12月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比18.9%減の69億4600万円と大幅減益となった。
タイヤ事業は順調だが、建材の耐火性能を不正に認定を取得していた処理費用を計上するため。
売上高は同13.0%増の2720億2300万円と2ケタの増収となった。営業利益は同55.6%増の129億5100万円と大幅増益だった。タイヤ事業が海外で好調だったため。経常利益は同95.3%増の112億6600万円だった。
建材の耐火性能の不正取得で、改修工事費用を特別損失として計上した。
通期業績見通しは下方修正し、売上高が同11.1%増のい3560億円、営業利益が同17.4%増の110億円、経常利益が同41.6%増の82億円、最終利益が同31.8%減の41億円となる見通し。