【シカゴモーターショー08】スズキ イクエーター…ピックアップは依然人気

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スズキは、シカゴモーターショーで同社初のミッドサイズピックアップ『イクエーター』を発表。さらにイクエーターベースのティザーモデル3台を出品した。

イクエーターは、北米日産がテネシー州スマーナ工場で生産する『フロンティア』をベースにOEM供給を受けるもので、今年第4四半期に北米で発売される。

ボディバリエーションはエクステンデット・キャブ+レギュラーベッド、クルーキャブ+レギュラー / ロングベッドの3タイプ。エンジンは152HPを発揮する2.5リットル4気筒(5MT/5AT)と261HPの4リットルV6(5AT)の2種類で、それぞれ2WDと4WDを選ぶことができる。

アメリカン・スズキ副社長のジーン・ブラウン氏は、「ピックアップ市場が縮小傾向にあると言われているアメリカで、今、スズキがミッドサイズピックアップを発売するのは意味のあることです。販売が減少しているとはいえ、昨年の新車販売台数の6台に1台がピックアップ。依然として巨大市場であることには変わりはありません」という。

「北米ではモーターサイクルメーカーとして高い認知度を持つスズキブランドですが、既存のオートバイ及び水上バイクオーナーの半数以上がピックアップを所有しており、スズキブランドのピックアップ登場を望む声も高いのです。また、北米ディーラー網の商品ラインナップ充実を図るには、ピックアップは必要不可欠です」とのこと。

《ケニー中嶋》

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