マツダは、新型『アテンザ』を29日に発表した。そのデザイン開発は5ドアHBからスタートさせ、スポーティさに磨きをかけた。
デザイン本部主管 チーフデザイナーの佐藤洋一さんは、「このデザイン自体は、5ドアHBから始めました。それは、スポーティで、ちょっと高級なものを狙うアテンザ全体の商品コンセプトに合致するものだったからです」と言う。
「ですが、量産段階になったときは、セダンからスタートさせました。というのは、セダンがきちんとできていないクルマは、どれもダメなのです。セダンがきちんとできれば、全体のレベルが上がりますから」
佐藤チーフデザイナーは先代のモデルラインナップについても触れ、「セダンはなんとなくラインナップされているイメージが個人的にあって、存在感が薄かった。世の中の様子を見ても、これからはセダンの時代だろうと思っていました」と言った。
セダンは、5ドアHBと同じディメンションを持つ。全長4735mm(先代比+60mm)、全高1440mm(先代比−5mm減)、全幅1795mm(先代比+15mm)、ホイールベース2725mm(先代比+50mm)。