コスモ石油が発表した2007年4-12月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比88.0%増の336億円と大幅増益となった。
売上高は同11.9%増の2兆5405億円と、2ケタの増収だった。原油高騰による燃料転換などで国内の石油製品需要は減少したものの、販売価格の上昇で増収となった。
収益では、マージンは縮小したものの、たな卸資産評価による影響で営業利益は同47.7%増の696億円、経常利益が同42.4%増の730億円と増益だった。
通期業績見通しは売上高が同17.2%増の3兆5900億円、営業利益が同25.6%増の875億円、経常利益が同20.3%増の900億円、当期純利益が同39.4%増の370億円となる見通し。