三菱自動車が発表した2007年4 - 12月期の連結決算は、売上高が欧州、アジア・その他地域での販売台数の増加や為替の円安影響などで、前年同期比26%増の1兆9473億円、営業利益が前年同期よりも456億円の改善となる520億円となった。
経常損益は、前年同期比457億円の改善となる393億円を計上し、黒字転換した。当期損益は、主に海外連結子会社の利益増加に伴う税負担増加したものの、前年同期と比べて335億円改善し、217億円と黒字転換した。
期中の世界販売台数(小売)は、同13%増の101万6000台となった。
日本は軽自動車販売が低迷し、同11%減の15万1000台だったものの、北米、ロシア、ウクライナなど東欧市場、アジア及びその他の地域が好調だった。