【新聞ウォッチ】大雪の中国、トヨタ・ホンダなどの現地工場に被害

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年1月30日付

●与党、つなぎ法案提出、きょう衆院通過図る(読売・1面)

●ガソリンまた値上げ(読売・2面)

●社説:暫定税率延長、混乱回避にやむを得ない措置だ(読売・3面)

●中国の大雪、日系工場悲鳴、トヨタ・日産・ホンダ 相次ぎ操業停止(読売・8面)

●F1ホンダ、空力改善新マシン(読売・21面)

●NHK副会長に今井氏(朝日・1面)

●道路国会ついに発火(朝日・2面)

●トヨタ株など大量保有ウソ報告、脆弱今も掲示中 48歳社長、所持金2000円、家賃滞納(毎日・31面)

●環境・安全フル装備、新型「アテンザ」(産経・8面)

●三菱重工社長に大宮氏(産経・8面)

●変わる高速道路2 料金値下げで利用促進(産経・11面)

●新章トヨタ:4 組織維持、労使双方で「人づくり」(東京・8面)

●クライスラー日本、出資のねじれ解消 米会社の傘下に(東京・8面)

●北米工場「慎重に検討」マツダ社長、米景気<先行き読めず(日経・13面)

●日産ディなどがリコール(日経・38面)

●「中型免許」新設で 大型車教習所が急減 トラック運転習えない(日経・39面)

ひとくちコメント

50年ぶりの大雪に見舞われている中国の中南部で、広州市などに進出している日系乗用車メーカーの工場が相次いで生産停止に追い込まれているという。きょうの各紙が報じている。

それによると、「広東省と他省を結ぶ道路が積雪や凍結でマヒし、部品の到着が遅れているためだ」(朝日)そうだ。トヨタは広州の合弁工場は上海方面からの部品調達が厳しくなり、29日夜、工場を停止。天津工場の一部も30日稼働を止める。ホンダも広州の第2工場を止めたほか、日産やフォード・マツダも操業を停止したという。

中国の大雪も地球温暖化による異常気象が原因とみられるが、急拡大する中国のクルマ社会に向かって「環境対応を怠るな」と警告しているかのようにも思える。

《福田俊之》

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