三菱ふそうトラック・バスは、国内販売本部の通信をNTTグループに一本化し、一括契約したと発表した。国内販売本部が持つ約3000台の固定電話と約3000台の携帯電話は全てNTT製に切り替える。
今回、NTTグループを選定したのは、通話品質、通話エリア、通信コスト、アフターサービス体制、これまでの取引実績などから総合的に判断したとしている。
同社は2006年4月、国内の26販売会社を統合、さらに昨年8月には26の地域販売部門を11に集約した。顧客ニーズに迅速かつ適切に対応できる販売体制の構築を図り、本社と地域販売部門の業務やサービス体制を見直した。また、ITなどのインフラ面の整備にも着手した。
これまで拠点ごとに行っていた通信契約をNTTグループに一本化し、本社 - 地域販売部門間、地域販売部門相互間で強固な通信ネットワークを構築することで、国内販売本部内の情報の伝達スピードが早まるとともに、情報の量・質が飛躍的な向上が図れるとしている。
これによって、顧客に対してもタイムリーで、正確な情報を提供することが可能になる。既に国内販売本部のエクストラネット、中古車情報などはこの通信ネットワークを使っており、今後その活用範囲を広げていく計画だ。