ホンダが12月19日に発表した新型『インスパイア』のインテリアでは、「大人のセダン」が開発コンセプトだけあって、車格向上が図られている。
インテリアデザインを担当した、デザイン開発室第1ブロック研究員の萩原泰一さんは、「センターコンソールの幅を広くしたんです」と明かす。「センターコンソールの幅が広いと、ぐーんと車格上がって立派に見えるんです。先代に比べて約75mm広くなりました」と説明する。
「インターフェイスの使いやすさも考慮しました。例えば、ナビの画面は自然と視界に入る様に奥の方(前方)に配置しています。インターフェイスについては、ナビだけでなくいろいろ要素が多いので、それらをごちゃごちゃさせずに、自然なレイアウトにまとめるのが大変でした」