初日の出暴走 都内取締り強化始まる

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初日の出暴走 都内取締り強化始まる
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大晦日から元旦にかけて、東京都内各所で初日の出暴走を封じ込める取締りが強化される。

警視庁は、環状線、首都高速、中央自動車道など主要な幹線道路を中心に、07年12月31日から翌1月1日にかけて警察官685人を動員する。中でも暴走行為が多いと予想される31日16時以降の夜間取締りに477人を投入して警戒に当たる。

不正改造車などで集団で暴走する旧来の暴走族だけでなく、湾岸部のふ頭に集まるドリフト族や走行区分を無視して危険運転を繰り返すルーレット族などにも注意を払う。

重点路線の一つ、中央高速下り線では、石川パーキングエリアを始め、八王子料金所付近など各所に警察官が配置され、検問が始まっている。

「2004年の暴走族大量検挙以来、集団暴走は年々減少傾向にあるが、小グループ、単発的な暴走行為が減っているわけではない」(警視庁交通部)

警視庁で初日の出暴走取締り強化期間中に検挙された暴走車両は、06年約80台、07年約130台だった。

《中島みなみ》

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