15日午前、埼玉県深谷市内の関越自動車道上り線を走行中の普通トラック(高所作業車)が中央分離帯に接触。その弾みで道路左側のガードロープにも衝突したことで横転する事故に発展した。この事故で2人が死傷している。
埼玉県警・高速隊によると、事故が起きたのは15日の午前11時ごろ。深谷市武蔵野付近の関越自動車道上り線で、追越車線を走行していた22歳男性の運転する普通トラックが中央分離帯に接触。慌てて急ハンドルを切った結果、道路左側のガードロープに突っ込み、この弾みで横転した。
トラックは横転したまま滑走。助手席に同乗していたブラジル国籍を持つ54歳の男性が全身強打で死亡。運転していた男性も打撲などの軽傷を負った。
現場は片側3車線の直線区間。事故を起こしたトラックは高所作業車で、重心が高く、バランスを崩しやすかったとみられている。