旭硝子、通期業績見通しを修正…独禁法疑いによる課徴金引き当てなど

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旭硝子は、2007年12月期連結決算の業績見通しを修正した。

売上高の1兆6700億円予想は据え置いたが、営業利益は1800億円から1920億円に上方修正した。電子・ブラウン管用ガラスの生産設備削減に伴う構造改善効果などが影響した。経常利益も1700億円としていた予想を1820億円に上方修正した。

一方、欧州自動車ガラス事業で、生産設備の固定資産減損、子会社のAGCテクノグラスの中山工場の事業撤退に伴う構造改善減損と固定資産減損、欧州の板ガラス、自動車ガラスの独禁法違反疑いによる課徴金の引き当てなどで、約780億円の特別損失を計上する見込み。

このため、最終利益は900億円を予想していたが600億円に下方修正した。

《レスポンス編集部》

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