三菱マテリアルは、連結子会社の三菱マテリアルテクノと三菱マテリアル資源開発を合併すると発表した。2008年4月1日付けで、三菱マテリアルテクノが存続会社となって、三菱マテリアル資源開発を吸収合併する。
三菱マテリアル資源開発は、資源・エネルギー、環境分野で主に調査、分析、評価業務を行っており、エンジニアリングを主要業務とし施工を得意とする三菱マテリアルテクノと合併することで、これら分野においても一貫対応力を向上させ顧客ニーズに対応したサービスの提供ができると判断した。
三菱マテリアルテクノは、従来のエンジニアリング事業などに加え、今後成長が見込まれる環境事業、資源・エネルギー事業での収益力を強化することが可能となるとしている。
今回の合併で両社は業容の拡大を図り、合併効果を発揮して経営基盤を安定化させるとともに、コーポレート・ガバナンスを強化していく構えだ。