渋滞中の車列に観光バスが突っ込み、14人が負傷

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23日午前、栃木県佐野市内の国道50号を走行していた大型観光バスが渋滞中の車列に突っ込み、マイクロバスなど車両3台が関係する多重衝突に発展した。この事故で被追突側となった2台に乗っていた14人が打撲などの軽傷を負っている。

栃木県警・佐野署によると、事故が起きたのは23日の午前8時45分ごろ。佐野市上羽田町付近の国道50号で発生した渋滞の車列に対し、後ろから走ってきた大型観光バスが突っ込んだ。観光バスは最後部に位置していたマイクロバスに衝突。これが押し出されて、さらに前方の乗用車に追突するなど、車両3台が関係する多重事故に発展した。

3台は小破。この事故でマイクロバスの乗客10人と、乗用車の4人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。警察は観光バスを運転していた62歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

現場は見通しの良い直線区間。警察では観光バス側の漫然運転が事故の原因とみて、さらに調べを進めている。

《石田真一》

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