ホンダのメキシコ工場平均年齢は26歳、ヤングパワーが原動力

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ホンダのメキシコ工場平均年齢は26歳、ヤングパワーが原動力
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四輪車生産累計が12年間で20万台に達したホンダのメキシコ工場。その記念式典で福井威夫社長は「一連の生産能力拡大などに伴い、今年度すでに600人以上を採用したのに加え、今後新たに130人の新規雇用を実施し、08年夏までに従業員を2250人体制に拡大する」ことを明らかにした。

そこで気になるのはメキシコの労働環境である。現地法人のホンダ・デ・メキシコの八巻勇社長によると「当初、人事担当者は心配していたが、実際に募集を始めたら大勢の人が応募してくれた」という。

しかも、「この国は若い年齢層が多くてエネルギッシュ。手先も器用でものづくりには最適」とみている。現時点ではメキシコ工場の従業員の平均年齢は26歳。日本の41歳とは比較にならないほどのヤングパワーが活躍する。

ホンダがメキシコを重視するようになったのは、北米、南米大陸の中間に位置するという地理的な優位性に加え、北米などに比べると人件費も低く、若い有能な人材に恵まれていることも生産能力の拡大につながっているようだ。

《福田俊之》

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