川島織物セルコンが発表した2007年9月中間期の連結決算は、中間期損益が11億7100万円の赤字となり、前期よりも赤字幅が拡大した。
売上高は同2.6%増の394億2100万円と増収だった。海外子会社が急伸した自動車・列車・航空機内装事業が、低迷した身装・美術工芸事業、インテリアファブリック事業をカバーした。
損益では自動車などの増収や業務改善活動による経費削減で、営業損益は2億6400万円の赤字と、前期よりも改善した。経常損益も3億2300万円の赤字だった。
通期業績見通しは、売上高が同6.6%増の860億円、経常利益が同126.0%増の5億円、当期純利益が8億5000万円となる見通し。