飲酒運転のクルマが対向車と正面衝突、4人死傷

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4日夕方、高知県黒潮町内の国道56号を走行中の乗用車が対向車線側に逸脱し、対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で順走側の3人が死傷している。逸脱側のクルマには飲酒運転の疑いがあるという。

高知県警・中村署によると、事故が起きたのは4日の午後5時40分ごろ。黒潮町灘付近の国道56号を走行していた33歳男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた59歳女性が運転する乗用車と正面衝突した。

双方のクルマは大破。順走側のクルマの助手席に同乗していた83歳の女性が腹部を強打し、収容先の病院で約6時間後に死亡。運転していた女性と、後部座席に同乗していた84歳の男性が打撲などの軽傷を負った。逸脱側のクルマを運転していた男性も胸部骨折の重傷を負っている。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。逸脱側のクルマを運転していた男性からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察では男性の回復を待ち、自動車運転過失致死傷と道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で調べる方針だ。

《石田真一》

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