コスモ石油が発表した2007年9月中間期の連結決算は、中間期純利益が前年同期比10.4%減の232億と減益になった。
売上高は同9.0%増の1兆6011億円、営業利益は同10.5%減の434億円で、増収減益となった。経常利益は同3.4%減の488億円だった。
石油事業は販売価格の値上げで増収となった。収益面では、たな卸資産の在庫評価の影響が売上原価を押し下げたものの、昨年に比べて減少したほか、製油所の保全強化による経費が膨らみ減益となった。
通期の業績見通しは、売上高が同13.3%増の3兆4700億円、経常利益が同17.7%増の880億円、最終利益が同39.4%増の370億円と増収増益になる見通し。