スズキの鈴木修会長は31日、2007年9月中間決算会見の席上、インド市場について「少し過熱気味だが、クルマの需要はいまの伸び率が続いていくと思う」と述べた。
インドの自動車販売は年間150万台を超え、毎年2ケタ成長が続いている。今年8月の状況を見ても、前年同月比18%増となっている。「人口が多く、底辺が広いから、クルマ次第で増えていく」と鈴木会長。
インド市場は、一時経済が低迷したインドネシアと違い、経済の底は浅くないというというわけだ。鈴木会長は「インドが前年を割るということはこれから5年ぐらいない」と強気の見方をしている。