国際石油開発帝石ホールディングスは、子会社のインペックス西豪州ブラウズ石油を通じて、オーストラリア北西大陸棚沖合WA-341-P鉱区、WA-343-P鉱区、WA-344-P鉱区の3鉱区の全権益を、TOTAL社とともに取得したと発表した。
国際帝石が60%(オペレーター)、TOTALが40%の比率で、ConocoPhilips社から取得。
今回取得した3鉱区は、TOTAL社とともに、世界的規模のLNG(含LPG及びコンデンセート)プロジェクトとして、開発を推進しているWA-285-P鉱区イクシスガス・コンデンセート田の北東部近傍に位置しており、これら鉱区には、いくつかの石油・天然ガスの胚胎の可能性のある構造が摘出されている。
このため、これら3鉱区での試掘作業により、相当量の原油・天然ガスが発見された場合には、イクシスガス・コンデンセート田の開発との相乗効果など、同地域で展開する国際帝石の事業の拡大が貢献されると、している。
国際帝石は今後もオーストラリア連邦でのグループの事業展開に積極的取り組み、石油・天然ガス資産の拡充を図っていく方針だ。