無車検・無保険車でひき逃げ事故を起こした少年を逮捕

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北海道警は15日、今年8月に北海道苫小牧市内で軽傷ひき逃げ事故を起こし、同市内の山中にクルマを遺棄したまま逃走していた17歳の少年を自動車運転過失傷害などの容疑で逮捕した。容疑を大筋で認めているという。

北海道警・苫小牧署によると、事故が起きたのは今年8月1日の午前9時55分ごろ。苫小牧市のぞみ町3丁目付近の市道を走行していた60歳男性が運転する乗用車に対し、一時停止標識を無視して交差道路から進入してきた乗用車が衝突した。

双方のクルマは小破。男性は頚部などを打撲する軽傷を負ったが、相手側の車両はそのまま逃走。警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、同市内の山中に遺棄されていた容疑車両を発見。車内の指紋や遺留品などの分析を進めたところ、17歳の少年が関与した疑いが濃厚となった。

警察ではこの少年から任意で事情を聞いていたが、容疑を大筋で認めたことから自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)、道路運送車両法違反(無車検)容疑で逮捕している。調べに対して少年は「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」と供述している。

《石田真一》

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