日本自動車工業会とNMCA日本二輪車協会は、二輪車の駐車スペースを早急に整備するよう国および地方自治体に働きかけるため、10月27日から2008年2月29日まで、署名運動を実施する。
昨年6月以降の駐車違反取締り強化で、街なかでの二輪車の駐車場不足問題が顕在化し、二輪車ユーザーの利便が悪化している。街なかに二輪車の駐車場所は少ない状態で、事態改善が求められている。
このため今回の運動は、「バイクに駐車スペースを!」とのスローガンを掲げ、二輪車関係企業・団体はもとより全国の数多くの賛同者から署名を集め、今年度内をめどに政府をはじめ地方自治体など関係方面に要望書を提出するもの。
要望内容は、街なかに二輪車の駐車場所を早急に確保するよう、迅速な行政の取り組みを望むものとしている。
署名は、二輪車販売店店頭に用紙を備えて受け付けるほか、東京モーターショーの少年少女モーターサイクルスポーツスクール開催会場や二輪車メーカーのイベント会場などで協力を呼びかける。また、日本二輪車協会のウェブサイトでは電子署名も受け付ける。