住友電気工業の子会社トヨクニ電線は、2008年3月期の連結業績予想を下方修正した。
売上高は141億円を予想していたが、137億円に下方修正した。光通信、光機器、住宅・ビル配線システムの各製品の売上げが計画を下回る見通し。
収益面でも、売上げの伸び悩みに加え、銅価格の急上昇による売値への転嫁の遅れなどから収益が悪化、営業利益2億8000万円の予想から9000万円の営業赤字に転落する見通し。
経常損益も2億4000万円の黒字から1億2000万円の赤字に、最終損益も1億円の黒字から1億7000万円の赤字となる見通し。