三菱重工、小型ディーゼルエンジンを米排ガス規制対応に

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三菱重工、小型ディーゼルエンジンを米排ガス規制対応に
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三菱重工業は、130kW未満の小型4サイクル水冷ディーゼルエンジン全機種を米国環境保護庁(EPA)の排ガス規制に適合する環境対応型にモデルチェンジし、販売を開始すると発表した。

同社では、2007年または2008年EPA3次規制に適合する74−117kW の「FR」、「FD」両シリーズの販売を開始しているが、今回出力レンジ4-56kWの12機種についても、2008年EPA中間4次規制に対応した。

米国をはじめとする主要なマーケットでの競争力を高めて、2008年度20万台規模の販売を目指す。

新たに投入する4シリーズは、価格競争力を維持しながら、これまで通りの搭載性を維持し、排ガス中間4次規制に適合することを目標に開発した。具体的には、吸気系に変更を加えるなどして、排ガス規制値をクリアした。ただ、従来エンジンからの変更は極力抑えられて、エンジンの容積も変化がないため、基本的に車両などの搭載性に影響を及ぼさない。

同社は、今回の全機種モデルチェンジした小型エンジンの投入を機に、建設機械、農業機械、産業機械、発電セット向け市場でさらに積極的な営業を展開、シェア拡大を目指す。

《レスポンス編集部》

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