陸橋上から飛び降りの姉妹、複数台がひき逃げ

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9月29日未明、大阪府四条畷市内の国道163号で、同市内に在住する女子中学生2人が国道の上を通る市道の陸橋から転落。国道を走行してきた複数台の車両にはねられる事故が起きた。後の調べで2人は姉妹と判明。姉が死亡し、妹が重傷となっている。

大阪府警・四条畷署によると、事故が起きたのは9月29日の午前0時ごろ。四條畷市清滝付近の国道163号を自転車で走行していた男性から「国道上の陸橋から若い女性2人が落ちてきてクルマにはねられた」という内容の110番通報が寄せられた。

現場に急行した同署員が路上に倒れている2人を確認。2人は複数台のクルマにはねられたとみられ、1人が死亡。もう1人が両足骨折の重傷を負った。後の調べで2人が同市内に在住する姉妹であることが判明。死亡したのは15歳の姉、重傷を負ったのは13歳の妹とわかった。

2人をはねたクルマは現場から走り去っていたが、警察では3台を特定。運転者から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いているが、3人の運転者にひき逃げの意図は無かったとみられている。

死傷した姉妹は9月28日深夜に父親と口論になり、家を飛び出したまま行方がわからなくなっていたという。警察では2人が自殺を図った可能性が高いと判断。妹の回復を待って事故当時の状況について事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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