無免許運転の発覚を恐れて検問突破、警官をひき逃げ

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25日午後、大阪府河内長野市内の国道310号で、交通検問を行っていた女性警官が停止命令を無視した軽乗用車にはねられて軽傷を負う事件が起きた。クルマはそのまま逃走したが、警察では事故の翌日に17歳の少年を容疑者として逮捕している。

大阪府警・河内長野署によると、事故が起きたのは25日の午後3時ごろ。河内長野市楠町東付近の国道310号で交通検問を実施していたところ、1台の軽乗用車が停止命令を無視して進行。正面にいた同署・交通課に所属する33歳の女性巡査長と接触した。

巡査長は転倒した際にひざを打撲するなどの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。警察では傷害と公務執行妨害の両面から捜査を開始。17歳の少年が容疑に関与したと断定し、傷害と公務執行妨害の両容疑で26日までに逮捕している。

少年は無免許運転の発覚を逃れて検問を突破したものとみられ、警察ではクルマの入手ルートについても厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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